楽天ペイ対策講座(11) ゆっくり解説 キャンセルと変更の話

いつもモアネをご覧いただきありがとうございます。パトサンです。

今回は、注文内容に変更があった場合の楽天市場とネクストエンジンの連携について、ひとつずつ確認していきたいと思います。

ネクストエンジン側での変更やキャンセルが、楽天市場側へ反映することはない
楽天市場側のキャンセルおよび支払方法の変更は、ネクストエンジンに反映する場合がある
同梱
分割
複写
おまけ：複数送付先
まとめ
楽天ペイ対策講座の記事

ネクストエンジン側での変更やキャンセルが、楽天市場側へ反映することはない

まず大前提として、（APIによる受注連携を使用していたとしても）ネクストエンジンの受注伝票に対して行った変更やキャンセルが、楽天市場側へ反映することはありません。

（「配送番号反映」でネクストエンジンの伝票に登録したお荷物伝票番号は、もちろん発送完了報告で楽天市場側に反映します）

楽天市場側のキャンセルおよび支払方法の変更は、ネクストエンジンに反映する場合がある

楽天ペイ受注API連携を使用している
楽天側ステータスが「注文確認待ち」「楽天処理中」の注文

上記条件に当てはまる注文のみ、楽天市場側のキャンセルおよび支払方法の変更がネクストエンジン側へ自動で反映します。

上の図のピンクの部分を拡大します。
※ネクストエンジン側「新規受付」の伝票についても、楽天側のキャンセルは反映します。

具体的には、こんな状況が想定されます。

購入者によるキャンセル（楽天市場の仕様で、あす楽でなければ購入から30分以内は購入者によるキャンセルが可能ですよね）
このステータスにいる間に、店舗さんが注文キャンセルを行った
不正検知などにより、楽天市場によるキャンセルが行われた
オーソリNGにより、購入者が支払方法の変更を行った

同梱

受注取込時は別々の伝票をネクストエンジン上で同梱処理した場合、発送完了報告を行うと、同梱先の伝票のお荷物伝票番号がRMS側の同梱先・同梱元すべての伝票に反映します。

RMS側の注文内容や金額の修正は自動では行われませんので、あわせてRMS側の修正も行ってください。

分割

受注取込時は1つの伝票をネクストエンジン上で分割処理した場合、発送完了報告の結果については、APIの場合とCSVの場合で異なります。ややこしくて申し訳ありませんが、現状このような仕様になっています。

APIの場合：すべてのお荷物伝票番号がRMS側へ反映する

CSVの場合：分割元の伝票のお荷物伝票番号のみがRMS側へ反映する

複写

ネクストエンジン上の受注伝票を複写して新たな伝票を作成した場合、発送完了報告を行っても、複写して作成した伝票のお荷物伝票番号はRMS側のどの伝票にも反映しません。

複写元の伝票と差し替えるつもりで複写して、元の伝票をキャンセルしても新しい伝票のお荷物伝票番号がRMS側へ反映することはありません。

おまけ：複数送付先

変更ではありませんが、複数送付先の注文は、RMS側では1つの注文で、ネクストエンジンに取り込むとネクストエンジン側では複数の受注伝票に自動的に分かれます。

この場合、発送完了報告をするともともと1つだった注文すべてのお荷物伝票番号が、RMS側へ反映します。

まとめ

マニュアルも公開しましたので、こちらもどうぞご利用ください。

▼モール・カート別マニュアル　楽天市場(楽天ﾍﾟｲ)

楽天ペイ対策講座の記事

♪パトサンからの一言『購入から30分以内の購入者による変更ができなくなるなど、楽天市場側のルールもいくつか変わりますね。注文内容の修正よりも、キャンセルして購入者さんに注文し直してもらうことが多くなるのでしょうか』

*************************************
■プロフィール
編集部員：パート主婦のパトサン
仕事内容：サポート２年の後、事務やマニュアルやお知らせなど
好きな言葉：最短経路
最近：すごく気を付けても、いつも割り箸をキレイに割れない。

*************************************
こちらのブログでこんな機能があれば教えてほしいなど、ご意見ご要望がございましたら、下記フォームよりご連絡ください！
■■■ご意見フォームはこちらをクリック■■■
※お寄せいただきましたご意見につきましては、本コンテンツに役立てるよう全て拝見いたしますが、回答や返信をお約束するものではありません。ご了承ください。