※この記事は2018年7月時点の情報を掲載しています。記載内容に変更や誤りがあった場合は、随時、加筆訂正いたします。
いつもモアネをご覧いただきありがとうございます。いよいよ7月に入りましたね。暑いのは苦手なパトサンです。
今回は、楽天市場とのAPI連携に必ず必要な「ライセンスキー」についてです。楽天ペイに限った話ではないのですが、今後のAPI連携についての記事をお読みになる前に、ご理解いただいくと分かりやすいかと思いますので、このタイミングでご紹介します。
「ライセンスキー」がもらえる場所
ライセンスキーは、「楽天市場が」「店舗さんへ」発行するものです。こちらの画面で、確認することができます。
この画面への行き方
拡張サービス一覧>2 各種申請・設定変更>システム開発業者からのAPIアクセス許可設定>[設定変更]をクリックして開く画面です。
[WEB API] その他システム開発企業の製品をご利用の場合
「ライセンスキー」を使う場所
ライセンスキーは、「店舗さんが」「ネクストエンジンに」登録してください。
ネクストエンジン メニュー
設定>基本>API
「API設定」の画面で、楽天店舗を指定し、「認証情報」を設定してください。
「ライセンスキー」とは何なのか?
ライセンスキーは、「ネクストエンジンが」「みなさまの店舗のデータへ」アクセスするための鍵です。大家さんである楽天市場さんから、店舗さんが鍵をもらい、その鍵をネクストエンジンに預けてくれるイメージです。
この大家さん(楽天市場)は定期的に鍵を交換します(90日ごと)。鍵が変わるとネクストエンジンはみなさまの店舗のデータへアクセスできません。90日の期限が来る前に、新しい鍵をネクストエンジンへ渡してください。
RMS「利用製品一覧」のページを見てみましょう
RMSの「利用製品一覧」のページで、「ご利用中の製品」のところの「状態」を見てください。「利用中」になっていますか?
「状態」ごとの説明
<利用中>
有効なライセンスキーがあります(大家さんから鍵をもらえている状態)。このライセンスキーがネクストエンジンに登録してあれば、API連携ができます。
有効期限が近い場合は、「新しいキーを発行」して、ネクストエンジンに新しいライセンスキーを登録し直しておいてください。
<承認待ち>
楽天市場から店舗さんへ「ネクストエンジンが、あなたの店舗のデータにアクセスする鍵をほしがっているよ」と言ってきている状態です。
「アクセス承認」を行って有効なライセンスキーを入手し、ネクストエンジンに登録してください。
<利用中 更新あり>
ネクストエンジンはAPIを通じて店舗さんのデータに直接アクセスするので、どのAPIを使ってどのデータにアクセスするかを具体的に明示したうえで、店舗さんにアクセス承認をしていただく必要があります。
今までの「在庫API」と「旧来の受注API」についてのみ承認済の店舗さんは「楽天ペイ受注API」の利用についても承認をお願いします。
「利用中 更新あり」となっているのは、まだ承認いただけていない状態です。「アップデートをする」をクリックして、新しいAPIによるデータアクセスを承認してください。
この場合はライセンスキーは変わりません。あくまでもアクセスするデータの種類が増えただけで、家(店舗さん)へ入る鍵は変わらないからです。
「利用中 更新あり」についておおざっぱくんが説明するよ!
2018年6月12日にお知らせにてご案内してありますので、すでにこの状態ではなく「利用中」になっている店舗さんが多いかと思います。APIをご利用中で、まだ「利用中 更新あり」になっている場合は、早急に更新作業をお進めください。
ライセンスキーの有効期限を忘れない方法
ライセンスキーの有効期限切れによるお問い合わせが、非常に多くなっています。期限切れになると、受注の取り込みや在庫連携が急に止まるため、「ネクストエンジンが止まった!」と思って、お問い合わせをいただくことが多いのです。
しかしここまでご説明してきたとおり、ライセンスキーについては
- 店舗さんが、大家さん(楽天市場)から鍵をもらい、その鍵をネクストエンジンに預けてくれるもの
- 大家さん(楽天市場)側のルールで、90日間の有効期限がある
というものなので、お手数なのですがみなさまご自身で、有効期限を把握し、管理をしていただく必要があります。
ちなみに当社では、担当者が『忘れないようにカレンダーに書く』という対応をしているとのことです。アナログですね。また、期限切れ前に楽天市場から送られるメールを複数の担当者で確認するようにする、という対策も効果があるそうです。アナログですが。
※2022年8月1日よりネクストエンジンはHamee株式会社より分社化したNE株式会社が運営しています。
ライセンスキーの再発行と登録【楽天市場】
まとめ
『ライセンスキー』『システム開発業者からのAPIアクセス許可設定』『WEB APIアクセス許可設定』『承認』など、RMSの画面には普段あまりなじみのない用語が表示されていますが、少しでも見慣れていただけましたら幸いです。
<今後の掲載予定>
・導入前の準備はこんな感じ(現在API連携を使っている編)
・導入前の準備はこんな感じ(これからAPI連携を使い始める編)
・オーソリが30日で切れてしまうので発送前に再オーソリする話
楽天ペイ対策講座の記事
- 緊急解説 楽天ペイ利用開始日はいつにすればいいか?
- ゆっくり解説 APIによる受注連携で自動化できること
- おおざっぱくん APIによる受注連携で自動化できることを大雑把に説明するよ!
- 緊急解説 APIとCSVはどっちがおすすめ?
- ゆっくり解説 ライセンスキーってなぜ必要?
- 緊急解説 導入前の準備はこんな感じ(現在API連携を使っている編)
- 緊急解説 導入前の準備はこんな感じ(これからAPI連携を使い始める編)
- 【過去記事訂正】CSVでの発送完了報告できます!
- ここまでのまとめ
♪パトサンからの一言『ネクストエンジンが止まったんじゃないんです!ライセンスキーの期限切れなんです!』
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■プロフィール
編集部員:パート主婦のパトサン
仕事内容:サポート2年の後、事務やマニュアルやお知らせなど
好きな言葉:最短経路
最近:サッカーのルールはキャプテン翼で覚えた。
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