EC運営を新たにはじめたり、運営を続けていくと、さまざまな課題や新たな目標が生まれてきます。
とくに多店舗運営を目指していたり、受注量の増加で少人数体制での対応に限界を感じたりして、受注・在庫管理システムの導入を検討する方も多いのではないかと思います。
ただ、いざシステムを比較・検討してみると、疑問や気になる点が多く出てきますし、デメリットがあれば事前に知っておきたいものです。
そこで今回はEC一元管理システム「ネクストエンジン」の機能や料金体系といった概要から、事前に知っておきたいデメリットを解説します!
なお、以下から実際にネクストエンジンを導入されたEC事業者様のリアルな声(1分ほどの動画です)が聞くことができます!
また、システムのリプレイスについては以下の記事で解説していますので、リプレイス検討中の方はこちらもご参考ください。
ネクストエンジンとは
ネクストエンジンはECの受注管理や在庫管理、商品登録といった業務を自動化・効率化するEC一元管理システムです。
ネクストエンジンを利用することで、複数店舗を運営していても、各モールの管理画面でそれぞれ管理することなく、ネクストエンジンの管理画面でまとめて一元管理することができます。
それではネクストエンジンの概要を見ていきましょう。
ネクストエンジンの機能
ネクストエンジンにはネットショップの運営をバックアップする機能が豊富にありますが、おもな機能は以下のとおりです。
など。
受注管理機能では、全店舗分の受注を一元管理することができます。各モールやカートの管理画面をそれぞれチェックする必要がなくなり、受注管理業務がずっとラクになります。
また、サンクスメールなどの各種メールの自動送信ができ、業務効率化を図れます。
在庫管理においても、受注の増加や多店舗展開で複雑になりがちな在庫数を、自動で一括管理できます。
機能についてさらに詳しくはこちらのページもご参考ください。
ネクストエンジンの料金
ネクストエンジンの料金体系は基本料金+受注件数に応じた従量課金制となっています。
初期費用はかからず、追加で新たなモールへ出店しても追加料金はかかりません。
月3,000円から導入ができ、ECをはじめたばかりの事業者様や、これから多店舗運営をめざすEC事業者様にも導入していただきやすい料金設定となっています。
料金についてさらに詳しくはこちらから。
ネクストエンジンの強み
さまざまな受注管理システムがありますが、その中でもネクストエンジンの強みをご紹介します。
ECの現場から生まれた機能を豊富に搭載!市場の変化に追従した機能アップデート
ネクストエンジンはHamee株式会社(証券コード:東証プライム 3134)がEC運営を行っていくなかで、「もっと楽しくEC運営ができるように、時間の余白と心のゆとりを作りたい」という思いから生まれました。
2008年のサービス開始から現在に至るまで、EC現場の課題や変化に対応した機能をリリース・アップデートしています。
例えば、お客様からのお問合せがあったとき、該当の伝票がすぐ見つからないとお客様をお待たせしてしまいます。「お待たせする時間」=「クレームにつながる時間」です。
そんなときも、ネクストエンジンならすべての店舗の注文を1つの管理画面から検索できるので、その場ですぐ探し出すことができ、お客様をお待たせすることなくご案内できます。
連携できるシステムが業界最大級
ネクストエンジンはモール・カート、倉庫やWMS、決済サービス、POS、送り状発行システムなど各種サービス・システムとの連携ができます。
「これから多店舗運営を目指している」「レンタルカートの変更を検討している」など、将来的に事業を拡大・変更したいと思ったときに、システムが対応していないからと諦めたり、追加費用の心配をする必要はありません。
変化に強いカ拡張性を持ち、長期間の利用が可能
競争と変化の激しいEC業界を勝ち抜くためには、変化に柔軟に対応していく必要があります。
ネクストエンジンは連携サービスの豊富さに加え、アプリによる機能拡張も可能です。
将来、市場の変化に合わせてEC運営方法を変えたいとき、コストと労力のかかるシステムリプレイスを行うことなく、安心して利用を続けることができます。
ネクストエンジンのデメリットは?
ネクストエンジンの概要について把握できたところで、気になるデメリットについて解説します。
初期設定に時間がかかる?
導入することでさまざまなメリットがあるネクストエンジンですが、多機能で拡張性も高く長く使える分、導入直後の初期設定にとまどうユーザーさんもいらっしゃいます。
初期設定で困ったときには、ぜひサポートをご利用ください。ネクストエンジンではお電話やメールで画面を共有しながら分からないところをサポートいたします。
マニュアルの他にも画面上で設定すべき項目を誘導してくれる「設定ナビ」(操作ナビゲーション)もご用意していますので、ナビの指示に従って設定いただくこともできます!
ネクストエンジンのサポート体制については以下のページもチェックしてみてください。
また、以下から実際にネクストエンジンを導入されたEC事業者様の導入初期時期のリアルな声(1分ほどの動画です)が聞くことができます!
導入初期の運用が難しい?
ネクストエンジンのデメリットとして、導入初期の運用が難しいという声もあります。
ネクストエンジンはさまざまな機能があり、さまざまなことが可能な分、すべてを使いこなそうと思うと、少し時間がかかってしまうかもしれません。
ですが、丁寧なサポートと評判のサポート体制がありますので、安心してご利用ください。
ネクストエンジンは現在契約社数6,033社、利用店舗数47,728店のEC事業者様にご利用いただいています(2023年12月現在)。ユーザーの中には小規模事業者の方や個人事業主の方もいらっしゃいます。
そうした多くの方からご支持いただいている実績こそ、安心して利用いただける、なによりの証しかと思います。
また、ネクストエンジンでは、サービスの概要から実際の管理画面を使った操作方法まで解説する「オンラインセミナー」を定期的に実施しています。まずはオンラインセミナーにご参加いただけると導入後のイメージがつき、ご不安も解消されるはずです。
すべてのモール・カートやシステムに連携できるわけではない
ネクストエンジンが連携できるシステムは業界最大級で、モール・カートはもちろん、倉庫やWMS、決済サービス、POS、送り状システム等など多くのシステムとの連携ができますが、それでもまだすべてのシステムに対応しているわけではありません。
ある事業者様からは「ネクストエンジンが連携しているECモールには、可能な限りすべて出店する方針です。ネクストエンジンの連携済みモールの一覧を常にチェックし、そこに追加されたECモールは出店を検討します。弊社が店舗数を増やせるか否かは、ネクストエンジン次第なんですよ」
とご期待いただいており、今後も対応可能なサービスを増やし、ユーザーの皆様のご要望に応えていきたいと考えています。
従量課金制で費用が高くなりやすい?
ネクストエンジンは基本料金+受注件数に応じた従量課金制です。
その月の受注件数によって利用料金が変化していくため、毎月の支払いが固定の月額固定料金の方が安心感があるという方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、固定料金制の場合、受注が少ない時期、つまり売り上げが少ない時期にも同じ料金を支払うことになります。一方、ネクストエンジンは2023年6月から基本料金が3,000円になったことで、個人事業主の方や中小規模の事業者の皆さんに導入していただきやすくなっております。
実際の自社での料金は以下からシミュレーションできますのでぜひチェックしてみてください。
もっと知りたい!ネクストエンジンQ&A
Q1. 在庫のズレについて
リアルタイム連携でないASPの場合、1SKUに受注が殺到すると、ネクストエンジンとASP側との在庫にズレが発生すると聞きました
ASP全般の話ですので、ネクストエンジンに限らず、100%防げるシステムはないかもしれません。その中でもネクストエンジンとしては、在庫連携の間隔を短くするなど改善に力を入れてます。
また、ネクストエンジンには対策機能として、
- 割合在庫設定(保有している在庫の○%で連携)
- 指定在庫設定(在庫が少なくなった場合に指定の店舗のみで販売)
などがあります。こういった対策案のご提案も可能ですので、お困りごとがありましたら、サポートにご相談ください!
Q2. 受注処理について
受注処理が注文発生後時間がかかって遅いというのは本当ですか?
楽天ご利用で、かつ、最短お届け日指定以外の場合、楽天側で購入者のキャンセル可能時間を確保するため、注文後30分間は受注取り込みを行わないようになっています。そのため、ネクストエンジンの受注処理に時間差を感じることがあるかもしれません。
なお、最短お届け日指定の注文の場合、ネクストエンジンの「受注取得API処理」が実行されたタイミングで取り込まれます。※平常時で約15分間隔
Q3. 在庫管理について
保守在庫や欠損在庫の管理はできないのでしょうか?
「保守在庫」が「販売には使わず、万が一に備えて取り置いておきたい在庫」ということでしたら、拠点在庫管理機能がお使いいただけます。
「欠損在庫」が「不良品の在庫数」という定義でしたら、ネクストエンジンでは「不良在庫数」で管理が可能です。
Q4. 入金確認について
入金確認を手動で行うケースがあると聞きました。入金確認済みの情報をネクストエンジンに自動反映することはできますか?
ネクストエンジンでは、モール側で注文確定後に入金確認ができた前払い決済の情報をAPIで自動取込することができます。対象の店舗は下記の通りです。
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング (Yahoo!フリマ)
- au Payマーケット
上記以外の場合はモール・カートの管理画面から入金確認済みの受注CSVをダウンロードし、ネクストエンジンに取り込むことで[入金待ち]以降のステータスに進めることができます。
Q5. UIについて
ネクストエンジンはUIが見ずらいと聞いたのですが…
管理画面のデザインや使い勝手については、よりユーザーの皆様に使いやすいものを心がけ、改善を重ねており、直近でも変更を加えております。
ネクストエンジンでは30日間の無料体験ができますので、ぜひ一度実際の管理画面と同じものを操作していただき、ご判断いただければと思います。
なお、定期的にオンラインセミナーを実施しております。セミナー最後にZOOM会場での質疑応答の場も設けておりますので、お気軽にご参加ください。
Q6. サポートについて
サポートにつながりにくい時間があると聞きました
ご不便をおかけして申し訳ありません。お一人おひとりに親身に対応していることもあり、タイミングによってはつながりにくいと感じられることもあるかと思います。
今年8月からはサポート対応時間を延長(※従来の10:30~12:30/13:30~17:30から現在10:00~12:30/13:30~18:00に延長)するなど、サポート品質の向上に努力を重ねておりますので、まずは一度30日間の無料体験でお試しいただき、ご検討いただければ幸いです。
まとめ|EC一元管理システムならやっぱりネクストエンジン!
今回はネクストエンジンのデメリットについて解説しました。
- 初期設定に時間がかかる?
- 導入初期の運用が難しい?
- 従量課金制なので費用が高くなりやすい?
という声もあるようですが、初期設定や導入初期の運用については、サポート体制がしっかりしており、また30日間の無料体験やオンラインセミナーで実際の管理画面に触れて確かめることができます。
従量課金制については、料金シミュレーションを利用してみると、必ずしも固定料金制より高額になるわけではないことが理解いただけると思います。
はじめてのシステム導入やリプレイスは不安も多いかと思いますが、本記事がご参考になれば幸いです。
以下から、ご検討中の方におすすめのネクストエンジンの資料3点セットが無料でダウンロードできますので、お気軽にご利用ください。