ヤマトB2クラウドって?概要からメリット、EC発送業務をさらに楽にする方法も紹介

日々のEC運営で送り状伝票を手書きで作成していませんか?

受注件数が少ないときはなんとかなっていても、受注件数が増えれば増えるほど大きな負担になっていきます。

配送をヤマト運輸で行っているなら、B2クラウドサービスの利用がおすすめです。

エクセルやCSV形式で配送先データを取り込み、自社のプリンターで送り状を発行でき、記入の手間がなくなります!

本記事ではヤマト運輸のB2クラウドの概要からメリットや注意点をはじめ、さらに発送作業を自動化できる方法もご紹介します。

ヤマト運輸以外の運送会社をお使いの方にも対応できるシステムもご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

EXCEL在庫管理をしている方に向けて、入出庫管理を自動化するサービスをご案内。

ヤマト運輸のB2クラウドのサービス内容とは?

出典:ヤマト運輸サイト

「送り状発行システムB2クラウド」は、ヤマト運輸が提供している宅急便やネコポスの宛名ラベル作成システムです。

登録方法も簡単で、料金も無料。登録した日から利用開始できます

配送先ごとに1件ずつ必要項目を入力し発行することも可能ですが、自社の顧客データを一括で取り込み、送り状を発行できますので、業務負担を一気に減らせます。

B2クラウドサービスを利用するメリット

送り状作成のミス・時間を削減!

B2クラウドサービスを利用するメリットは、なんといっても送り状作成の手間が減ることです。

手書き記入では避けられない書き損じがなく、データの一括取り込みができるので、送り状作成に時間がかかって当日の出荷時間に間に合わない……なんてこともなくなります。

もし翌日配送注文のお客様だったら、お詫びの連絡メールも送る必要も出てくるし、手間がさらに増えてしまうのでとても助かりますね!

なお、なるべく書く機会がないに越したことはありませんが、お客様へのお詫びメールの書き方のポイントについては以下の記事でご紹介しています。

送り状の印刷が自社で完結!

送り状は、自社のプリンターでヤマト運輸からもらえる専用のラベルに印刷できます。

一括の発行では1回あたり1,000件まで出力可能。手書き記入での送り状作成でかかっていた手間と時間が簡単に解消できます。

配送状況・過去の出荷データも確認できる

1件ずつ内容を登録しての送り状発行もできますが、自社の顧客データを一括でB2クラウドのマスタに取り込めますので難しい作業はありません。登録可能件数はお届け先とご依頼主がそれぞれ10,000件、品名も10,000件登録できます。

配送状況も1件1件伝票番号を入力する必要はなく、出荷データに対して一括で確認ができ、エクセルやCSVファイル形式でのデータ出力も可能です。

過去の出荷データもB2クラウド上で検索できるため、送り状の控えを保管する必要もありません

控えを保管しておいても該当のものを見つけ出すのが手間になっていましした!データですぐ検索できて、ペーパーレスはありがたい!

B2クラウドサービスを利用する際の注意点

とても簡単・便利なB2クラウドサービスですが、注意点もあります。

B2クラウドサービスはヤマト運輸が提供しているシステムのため、配送はヤマト運輸に依頼するものに限られます。ヤマト運輸以外で配送を依頼している場合は、佐川急便ならe飛伝シリーズなど各社で提供している送り状発行サービスを利用しましょう。

また、B2クラウドサービスは送り状発行システムですので、送り状発行後、お客様への発送案内メールに追跡用の配送番号を記載する場合、それぞれの配送番号をコピー&ペーストやCSVファイルデータを取り込むなどして、データ反映させる作業が発生します。

送り状発行関連業務をもっと効率化するには

送り状発行の効率化だけでなく、もっとEC発送業務を自動化させたい場合、B2クラウドなどの送り状発行システムとAPI連携できるシステムを利用するのがおすすめです。

API連携しない状態では通常、

  1. 出店モール・カート等からエクセルやCSVファイルでの受注情報のダウンロード
  2. B2クラウドにCSVアップロード
  3. 送り状を印刷
  4. B2クラウドから配送番号入りのCSVデータをダウンロード
  5. 配送番号入りCSVデータを再度出店モール・カートにアップロード

上記の送り状データの取り込み・更新作業が発生しますが、API連携可能なシステムであれば、1つのシステム上で送り状情報を登録し、配送番号の更新も自動で行うことができます

CSVファイルを使うこともなく自動連携され、送り状の発行が各段にラクになります。

B2クラウドとAPI連携できる受注管理システム(OMS)を利用すれば、複数の店舗を運営していても、まとめて一元管理できるため、受注から出荷までの業務がさらに効率化・自動化できるようになります

EC受注管理システム(OMS)については以下の記事で解説していますので、「聞いたことはあるけど実はよくわかってない」という方はぜひチェックしてみてください。

ヤマトB2クラウドもAPI連携OK!ネクストエンジンで受注~出荷業務まで自動化できる

EC一元管理システム「ネクストエンジン」は受注管理や在庫連携などEC事業者様の業務をラクにしてくれる受注管理システムです。

ネクストエンジンはEC運営のバックヤード業務の効率化・自動化を行うための機能として、

などを搭載するほか、楽天市場やAmazon、Yahoo!ショッピングといった主要モールはもちろん、対応モール・カート数も業界最大級でさまざまなモール・カートに対応することができます。

【対応モール・カートについて】

送り状作成についても、ヤマトB2サービスはもちろん、すべての送り状ソフトに対応していますので、配送業者が複数ある場合にもスムーズに対応できます。

料金も基本料金3,000円からの従量課金制(受注件数200件までは基本料金のみで利用可能)となっていますので、EC運営をはじめたばかりの事業者様にも導入しやすくなっています。

ネクストエンジンについてのさらに詳しくは以下から資料をご利用ください。

簡単操作でスムーズな送り状発行!B2クラウド連携アプリ

ネクストエンジンとヤマトB2クラウドを連携する際には連携アプリをご利用いただきます。

アプリ連携することで、送り状発行後の各モール・カートの管理画面での発送番号の更新、面倒なCSVファイルの取り込み・アップロードなどの作業がなくなり、すべて自動更新されるようになります!

初期費用は無料で、月1,000件までは無料で送り状を発行できます。

さらに詳しくは「送り状発行システム B2クラウド連携アプリ」のページをご確認ください。

ヤマトB2クラウドで送り状発行業務を効率化しよう

今回はヤマト運輸の提供するB2クラウドサービスについて解説しました。

日々送り状を手書きで作成している事業者様にとっては、とても便利なサービスですので、発送をヤマト運輸で行っている場合にはぜひ導入してみてはいかがでしょうか?

送り状の作成だけでなく、配送番号データの連携も自動化するには、B2クラウドとAPI連携可能なECシステムを利用すると出荷業務がさらに効率・自動化できます。

ヤマトB2サービスとのAPI連携も可能なEC一元管理システム「ネクストエンジン」について、気になる方はぜひ以下から無料の資料をダウンロードしてみてください。

EC運営での"地味に面倒"な作業をサクッと解決するなら↓
EC運営での

アクセスランキング

タグ一覧

おすすめ記事