- BEFORE
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- ワンオペで1店舗のEC運営、深夜まで業務が続くことも。
- AFTER
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- 効率化・自動化により、一人でも業務を楽々こなせるように。
- 運用をネクストエンジンに集約したことにより、教育コストも減。
- 1年弱で1店舗→4店舗にまで、スムーズな多店舗展開も実現。業務量は変わらず。
深夜作業の日々から一転!効率化・自動化でスムーズな多店舗展開を実現、売上は3倍に
淡路島で、現地の玉ねぎの卸売りをメインに、生産やネットショップでの販売もされている朝日物産様。生産や卸売りという通常業務の傍らでネットショップを立ち上げ、その後1年足らずで4店舗まで拡大し、売上を順調に伸ばしています。なぜ運営店舗が1店舗のみの状況でネクストエンジンの導入を決断したのか。そしてその効果は。卸売りや生産も担当するEC責任者の阿部様にお話を伺いました。
朝日物産様の事例をケーススタディとして1枚のPDFにまとめました
導入の経緯や効果などをまとめております。事例の確認や社内稟議などにお役立てください。
ECを始められた経緯を教えてください。
もともと弊社は淡路島の玉ねぎの生産や卸売りをメインに行っていました。より多くの方に淡路島の玉ねぎを届けたいと考える中で、卸だけでなく、一般のお客様に向けて、ネットショップで販売していくことに決めたんです。将来的には多店舗展開を見据えながらも、まずは多くの事業者の方が出店している楽天市場から始めてみることにしました。
出店当初は、私一人でも何とか商品登録から受注、出荷までの業務を不慣れながらも捌けていました。ところが娘の力も借りながら、試行錯誤を続けるうちに受注や出荷件数も増え、当然ですがそれに比例して業務も増えていって…。ネットショップ運営だけでなく、生産や経理業務、多忙な際の出荷作業にもかかわっていたので、よく泣きそうになりながら夜遅くまで作業をしていました。
その後にネクストエンジンを導入されたのですね。
どのような経緯だったのでしょうか
先ほど言ったような状況から抜け出したく、とにかく情報を集めようと思い、徳島で開催されていたECマスターズクラブに参加しました。会員向けの動画配信で、オススメされたのがネクストエンジンなどの一元管理システムだったんです。いくつかのシステムを紹介されましたが、デモ動画などを見る中で、一番操作がシンプルに感じたので、ネクストエンジンを導入することにしました。
業務が忙しくなると、まずは人を増やそうと考える企業も多いと思います。なぜ人を雇わずに、システムの導入を第一に行われたのでしょうか。
この状況ではまずは仕組化、マニュアル化が重要だと考えたからです。それ無しではきちんと教育することもできず、人が入ることでむしろ余計なコストが生まれてしまう。よほど積極性があって機転が利く方であれば別なのかもしれませんが、そんな理想的な方を採用できる自信もなかったですし。それならまずシステムを入れて、誰でも取り組めるように業務を定型化した上で人を雇った方が間違いないと思ったんです。今ではEC業務の経験が無かった2人の娘にも手伝ってもらえたりもしているので、この判断は正解だったと思いますね。
ネクストエンジン導入時の苦労はありましたか?
私はPCに本当に疎かったもので、導入時の初期設定には正直何度も挫折しかけていました…。ですが困りはてて、娘に手伝ってもらったら、マニュアルを見ながらスイスイ進めてくれたんですよ。ある程度PCに触れている方だと、設定も苦では無いのかもしれません。私も初期設定の際はお手上げでしたが、普段の運用では苦労せずに使えていますよ。
朝日物産様はネットショップが一店舗の時点でネクストエンジンを導入されています。導入後はどのような変化がありましたか?
導入時は楽天市場の一店舗のみの運営でしたが、業務が本当に楽になりました。これまで一件一件行っていた受注処理やメール送信、送り状整理も全部ネクストエンジンがやってくれるんですよ。こんなに楽していいんだ、とびっくりしましたね。
ネットショップ開設時から視野に入れていた多店舗展開もどんどんしています。ネクストエンジン導入からまだ1年も経っていないですが、Yahoo!、Amazon、BASEの3店舗に新たに出店しました。非常にスムーズに展開することができましたね。ネクストエンジンがひとまとめに業務を効率化してくれるので、連携時の設定以外、ほとんど負担は増えていません。運営体制も私と、本業の片手間で手伝ってくれている娘2人で済んでいるので、本当にありがたいです。売上も導入前と比較して、3倍以上に伸びていますよ。
そして何よりも、私たちは玉ねぎの卸業者であり、生産者なんです。淡路島の美味しい玉ねぎを、熱心な生産者の方々から出荷していただいて、必要とされる市場、お客様に、より良い状態でお届けする。そして、私たちもより良い玉ねぎを生産する。その一番大事な所に力を入れることができるようになったことが何より嬉しいですね。
今後はどのようなことに力を入れていきたいですか?
ネットショップ関連では、集客もまだまだこれからです。リピーターの方はたくさんいらっしゃって、良いものを扱っているという自信はあるんです。ですが如何せんマーケティングの知見は無くて…。もっと沢山の人に私たちの商品を知ってもらうため、勉強しなければならないことが山ほどあると思っています。
玉ねぎの生産にも、もちろん取り組んでいきます。人の健康に貢献できる玉ねぎを作りたいんです。平成22年から兵庫県の認証も取得して、有機肥料を使用した特別栽培にも取り組んでいます。まだ生産量は僅かなのですが、お客様に「美味しい」「何だか体の調子が良くなった気がする」なんてすごく喜んで貰えるんですよ。こんな風に笑顔になってくれる方をどんどん増やしていきたいですね。
取材を終えて
徹底したコスト意識のもと、早期にネクストエンジンを導入し、順調にECを拡大されている朝日物産様。「お客様に喜んで欲しい。」その一心で新しいことにも果敢に取り組まれているのが非常に印象的でした。美味しいと評判の淡路島の玉ねぎ、どんどん広まっていってほしいですね。
※本記事の内容は2021年7月19日時点のものです。
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