株式会社チーム・オースリー
ホビー・日用雑貨
BEFORE
  • 販路拡大によって独自システムによる管理が困難に
AFTER
  • ネクストエンジン導入で全ての販路からの受注・在庫処理自動化を推進中

多様な販路の管理運営に苦戦…導入後、効率化の強みを実感!完全自動化を目指し推進中

2019年、「楽天ショップオブザイヤーCSR賞」を受賞したのはオーガニックコットン製品専門店の「メイド・イン・アース」。販売している製品はオーガニックコットン100%であるのはもちろん、縫製の糸などの素材もすべてオーガニックコットンを使用。さらに製品化の過程で化学処理を行わないという徹底したモノづくりにこだわっています。現在はオフィスのある自由が丘の直営店・自社公式サイトでの通販・電話通販・楽天・Amazon・小売店への卸など幅広い場所での販売を行っており、ネクストエンジンは2019年4月から導入。今回はCSR賞を受賞された喜びと今後の課題について、代表取締役の前田氏にお話をお聞きしました。

楽天ショップオブザイヤーCSR賞受賞!

まずは楽天ショップオブザイヤーCSR賞、おめでとうございます!

ありがとうございます。ずっといつか、いただきたい賞だと思っていたので、担当の方から受賞を聞いたときには本当に嬉しかったです。
 
 私たちメイド・イン・アースは、肌がデリケートであったり、ナチュラルな暮らしをしたい方で、オーガニックコットン製品を求めているお客様の心地よいライフスタイルのためになるものづくりを目指し、そして社会を良くしたいという考えのもと活動してきたので、CSRやSDGsを強く打ち出してお店を運営してはいなかったのですが、今回の受賞はそうしたことが皆さまから認められ想いが届いた結果のかなと思うと大変嬉しいですね。

メイド・イン・アースブランドはこれまでどのように拡大してきたのでしょうか。

元々、弊社は広告企画制作の会社だったのですが、オーガニックコットンに出会ったことをきっかけに1995年、ブランド立ち上げをしました。最初は卸専門で自然食品店などに商品を卸していたのですが、取引先の方やお客様が実際の商品を手に取り触れることができる場所が欲しいと考え、2006年に自由が丘にショールームを兼ねた直営店をオープンしました。
 楽天での販売は1999年に開始しました。まだそこまでネット通販が主流ではない時代でしたので、当初は販売に苦戦しましたね。

ネクストエンジンとの関わりについて

ネクストエンジンはどのような経緯で導入されましたか?

最初は、自分達用にカスタマイズされた独自システムを使用していましたが、小売店への卸、直営店、自社公式サイトでの通販、電話通販、楽天、Amazonと販路が拡大するにつれ、どうしても自社だけでは管理・運営が難しくなり、バックヤード業務の外注化を目指すようになりました。
 まずは物流を外部業者に委託したのですが、その際に担当してくれた物流コンサルタントから「受注業務も外注化することができます。ネクストエンジンの導入は必須です」と聞き、ネクストエンジンの導入を決めました。

「一元管理システム」の存在を知ったのもその時でしょうか?

実は一元管理システム自体の存在は知っていて、色々比較検討したこともあったのですが、卸、店舗販売、電話注文、ECの4つを全て管理することのハードルが高く、導入の決断はできていませんでした。
 今回ネクストエンジンを導入したことで、在庫を一元管理したり、受注から発送まで一気通貫で自動化できるメリットについて気付き、「もっと早く導入しておけばよかったな」と思いました。一方で、まだまだ課題はあります。

それはどのような課題でしょうか?

ネクストエンジンを導入したものの、現在はまだ販路全ての在庫連携ができておらず、自社システムを併用している状況が続いています。そのため、今この時点では「ネクストエンジンによって全ての工程が効率化されている状態」とは言えない状態ではありますが、バックヤード業務の最大限の効率化を目指して現在対応を進めているところです。
 あくまで予定ではありますが、具体的には卸と電話注文はBcart、直営店はスマレジを利用して、ネクストエンジンと連携しようと思っています。これができれば、現在の複雑なシステムが不要になりますので、今はまずそこを目指しています。

今後、ネクストエンジンのメリットである全自動化が実現したら捻出できた時間で何がしたいですか?

現在社員数は14人。ECは実質2.5人で月1,000件以上もの受注をこなしています。現在は発生した作業で手一杯ですが、近い将来全ての受注管理業務をネクストエンジンにより自動化し、捻出できた時間を、お客様とのコミュニーケーションを高めるファンづくりの時間に充てたいと考えています。これまでも「販売のみのECサイト」ではなく、お客様が購買行動に納得のいくような、「メイド・イン・アースだから買いたい」と思ってもらえるためのページ作りを心がけてきました。とはいえ、ECではどうしてもブランドを認知してもらうこと、そしてファンになってもらうことが直営店に比べて難しい側面もあります。商品がお手元に届いたときに感動してもらいたいという理想があるので、その実現に向けたサービスを考えてゆきたいと思っています。

さらに、今後は会社として国内で和綿を育てる活動にも力を入れたいと思っています。現在、日本で使用されている綿製品の原材料は外国産のみです。しかし、実は日本の気候は綿づくりに適していることもありますので、今後日本製の和綿の生産も増やしていけるのではないかと思っています。2019年は世田谷区の農家さんと提携し34キロを収穫、すでに紡績を終え、糸にまでは仕上がっています。いずれはこうした和綿を使用した商品を「メイド・イン・アース」のラインアップにも入れてゆきたいと思っています。オーガニックコットンが生活の中に自然にある、そんな心地よいライフスタイルを今後も多くの方々に広めてゆけるよう目指してまいります。

取材を終えて

現在はネクストエンジンと独自システムの在庫調整が必要なため、完全自動化にはまだ至っていないとのことでしたが、近々システムの整備を通じて自動化を実現させ、ブランドファンを増やすための時間を捻出したいとのこと。オーガニックコットンについてのお話をされる姿からは、前田さんのこの事業にかける熱意がひしひしと伝わってきました。SDGsへの注目も高まる中、日本の和綿を使用した商品の展開に期待大です。

※本記事の内容は2020年11月末時点のものです。

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