2018
04/26

効率化・自動化の為に企業風土から変えた事例紹介 ~リアルメイド様 インタビュー後編~

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いつもモアネをご覧いただきありがとうございます。売上UPと自動化をテーマに記事を書かせていただきます、誠と申します。

 

今回は効率化・自動化のために、設定や運用フローを変えるだけでなく、企業風土から変えた企業様の事例紹介の後編です。

 

■株式会社リアルメイド様
業務効率化を行うためにネクストエンジンを導入された企業様。米国法人のプレミアムフーズ社の業務委託として、窓口業務をしています。倉庫はカリフォルニアにあり、今回お聞きした事例も改革と呼ぶに相応しいダイナミックなものでした。

 

後編では、受注・売上をガンガン増やすために、効率化・自動化をどのように進めていったのか?その手法についてお聞きしました。

 

MukuMart楽天市場店(リアルメイド様)で扱っている商品。↓靴専用消臭パウダー シュプロ
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効率化の進め方について聞いてみました

―効率化・自動化のテコ入れをするためにネクストエンジンを導入したとお伺いしております。当時抱えていた課題を教えていただけますか?

 

『当時は楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazonを運営していまして、それぞれの管理画面上で受注処理をしていました。受注処理に時間がかかっていて、一元管理できるシステムを探していました。』

 

『その時期、「受注処理を優先するか?」「ページを作って売上管理を優先するか?」という、究極の選択に迫られていました。』

 

『社内的に、ページ作成者より受注処理担当の立場が強い感じになってしまっていたんですよ。受注処理担当に気を遣う雰囲気になっていました。それは良くないと思い、受注処理を優先しました。納得してもらうために現場の声を反映した形ですね。』

 

『そもそも、売上を上げるためには、件数を増やさないといけないですよね。なのに、受注件数が増えると出荷担当から不満が出るんですよ。』

 

『それだと不健全だと思い、まずは出荷を外注しました。外注先はアメリカ、カリフォルニアの倉庫です。外注すれば受注件数が増えても増えても、喜んでくれるんですよ。会社にとってもすごく健全ですよね。』

 

『ただ、次の問題として、さらに受注件数を増やしてくと今度は受注担当者から不満が出るようになりました。そんな経緯もあり、受注処理をどうにかしなければいけないなと本気で取り組みました。』

 

『実はその時点で別の一元管理システムを導入してはいたのですが、受注処理がやり難かったんですよね。ネクストエンジンのように自動的にステータスが進むスタイルではなかったので、結局は1つ1つ注文を確認する必要がありました。それなら各モールの管理画面で受注処理やった方が早いよね、という結論でした。』

 

『今回の件がきっかけで、本気で受注処理をラクにできる一元管理システムを探して吟味した結果、ネクストエンジンの導入に至りました。』

 

    ↓カリフォルニアにある実際の倉庫写真
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―受注処理の運用も変えたと以前お伺いしました。住所不備などの受注を、以前はずっと返信を待ち続けていたが、それを断捨離したとか。

 

『そうそう、1週間待ってたのを3日に変更しましたね。』

 

―システムも切り替え、運用自体も変えられたんですよね。抵抗や障壁が多かったのではないでしょうか?

 

今まで楽天市場やYahoo!ショッピングの管理画面で受注処理をしていた担当に、ネクストエンジンを担当させてもダメですね。』

 

『新しいシステムを覚える、となるだけで、ただ難しいと思い込んでハードルが上がっちゃうんです。今までの受注担当者に任せたところ、しんどくなってしまい、これは失敗でした。』

 

『どこの会社さんでもそうだと思いますが、新しいシステムをいれるのは摩擦が起きるものですね。』

 

『そこで、転職して入ってきた人間にネクストエンジンの担当になってもらいました。前職は違うことをしていたので、特別、ITの知識とかもない人材です。』

 

まっさらの状態から、ネクストエンジンの担当になったので、それが良かったです。業務を与える側も与えられる側もストレスが少なかったですね。』

 

『また、前職で受注処理を担当していた人間に頼って任せたことも過去にありましたが、良くなかったです。知っている人に任せっきりになると、知っている知識だけで主張することが起きますね。』

 

『先ほどの、返信を1週間待っていたのを3日に変更した件にしても、今までずっと1週間待っていたと言われると「なぜ」を考えなくなりますよね。なぜ1週間なのかも分からず、引き継がれたからとにかく1週間だ、と。』

 

『でも今回、ネクストエンジンを導入して受注処理を全く新しい人間に任せました。その際に、なんなら引継ぎはなかったものだ、というくらいゼロベースにしました(笑)』

 

『そのほうが、任せられた側が運用を作っていくのが楽しいと思える、ということもありますね。』

 

―受注を1人で回してる担当の方は、今お話しいただいた新しい方なんですね。とはいえ、新しい人に任せてリスクはないんですか?

 

リスクなんてないです!だってマニュアルもあるし、特別な技術なんて必要ないじゃないですか。大事なのはモチベーションですよ。』

 

『ちなみに、各店舗担当を作ったことでは何も良いことはなかったです。各店舗ごとにプロを作っても意味がないんですよ。全体を見る力、判断能力を養うことが効率化につながるんです。』

 

『なぜなら、商材は店舗(モール)が違っても同じですし、Amazonだろうと、楽天市場だろうと、通販で売ることに変わりはないんですよね。』

 

『正直なところ、ネクストエンジンを使う人を変えたら劇的に変わったということがあります。ネクストエンジンを使う人によって、同じ作業でも6時間かかる人もいれば4時間で終わる人もいる。全然違いますね。』

 

―なるほど、もう土台から作り変えて、企業風土から変えていったということですか。

 

『そうですね。上司が、これやってみようよ!って担当に言っちゃいます(笑)もちろん、やりたくないのか、ただ頑張っているけどできていないのか、を見極めて、しんどい?って聞いてダメなら1か月くらいでその業務は辞めさせます。』

 

   ↓リアルメイド様の原点、ビバリーヒルズの街並み
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これから先について聞いてみました

―今後、もっと効率化したいと思う業務内容があれば教えてください。

 

『とにかく、受注担当の人にとって「より簡単に」「より楽に」ということでネクストエンジンを選びました。』

 

『受注の部分は効率化がだいぶできているので、次は人数を増やす?効率を追求?と悩んでいる状態です。』

 

『受注以外の部分では、統計・分析に力を入れたいと思っています。受注処理は「売れた」という、後のことじゃないですか。でも会社は「売る」ことを考えないといけない。』

 

『例えば、前年度の1月と今年度の1月の比較ということをしたいです。分析って、どんな店舗でも必ず必要だし、毎日数字見ているので、ネクストエンジンで分析機能が拡充されると良いなと思ってます。』

 

―こんな取り組みもやりたい!など、今後の目標を教えてください。

 

『増店を目指しています。まずは楽天でもう1店舗出店したいですね。そして、商品のロングテール化を目指しています。これからは自社商品の展開もあるので、そこで売上アップを目指していきたいですね。』

 

―モアネ読者へ自動化についてのコメントをお願いします。

 

『「自動化」は人が楽をするためにあるのではないと思っています。面倒くさいことをなくすことです。』

 

『単調な作業は、つまらないですよね。私は経営者ですが、受注処理を試しにやってみたんですよ。無理でした(笑)もう受注伝票なんて何も見ないで、「確認待ち」から通り過ぎてもいいんじゃないか、と思っちゃいました(笑)』

 

社員には全体が見える業務をやって欲しいと思ってます。なぜなら全体を見れるようになると、仕事が楽しくなるからです。それができる人材を増やすのが会社の役割だと思っています。

 

『人間は意思があるので、人間”だけ”は自動化できないですよね?私はその意思を最大限引き出してあげるのが大事だと考えてます。』

 

―リアルメイド様、インタビューにご協力いただきましてありがとうございました!

0419thu-3チャンピオン ホエイ プロテイン 0419thu-4ビチオン 0419thu-5グリーンパック

↑ナチュラルハーモニー楽天市場店(リアルメイド様)で扱っている商品

後編のまとめ

リアルメイド様の事例をまとめるとこのような流れです。

 

元々売上を上げる余力はあったが、受注・出荷が追い付かず受注件数を増やすことができなくなっていた。
 ↓
受注・出荷が増えると受注担当者や出荷担当者から不満の声が出る。企業として不健全なので変える必要があると判断。
 ↓
【出荷】倉庫委託することで解決。

【受注】下記テコ入れにて解決。

  • 効率化できるツールの導入(ネクストエンジン)
  • 受注処理の担当者を変えた
    理由(1)今までの担当者に新しいシステムを覚えさせるのはモチベーションが保てない(効果が薄い)ため
    理由(2)「脱・今まで通り」を実現するためにゼロベースで運用フローを作るため

インタビュー後

リアルメイド様について、凄いなぁ、ダイナミックだなぁと思ったのは、システム導入をきっかけに担当(人)を変えることを決断したところです。

 

設定や運用を変えましょう、と私もご提案を差し上げることは多いです。運用を変えるというのはやっぱり大変なんですよね。その解決策として担当者ごと変えるなんて発想もあるのか!と衝撃を受けた事例でした。

 

3か月先くらいの直近だけを見ていると、効率化・自動化に本腰を入れるのは難しいかもしれません。年単位で先を見据えた場合、自動化・効率化は間違いなく必要不可欠な武器になります。

 

その武器を手に入れる為にどこまで本腰を入れられるのか?入れるべきか?を考えるご参考になれば幸いです。

 

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♪誠からの一言『運用どころか担当者を変えるのは本当に凄いなぁって思いました。どのような提案を差し上げれば企業様が上手く自動化・効率化を進められるのか考えさせられますね。』

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■プロフィール
名前:誠
経歴:Hameeで6年間ネクストエンジンを利用したECサイトを運営。
現在:ネクストエンジン事業に異動し、学生時代に専攻していたプログラム知識も活かしネクストエンジンの機能開発やユーザー様の自動化を推進する取組を行っています。

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