いつもモアネをご覧いただきありがとうございます。売上UPと自動化をテーマに記事を書かせていただきます、誠と申します。
今回は自動化を進めて実際に売上UPに繋がった企業様の事例紹介です。
■株式会社アクティル様
2015年よりEC事業を始め、2017年よりネクストエンジンをご利用いただいてます。商材はメンズ・レディースアパレル、化粧品(自社開発シャンプー)。大阪の企業様です。
2017年6月に受注処理をラクにするためのご提案を差しあげたところ、自動化率が7.1%から87.5%まで上昇されました。
自動化率が上がったことによってどんな変化があったのか、インタビューにご協力いただきました。
ネクストエンジンについて聞いてみました
―ネクストエンジンを導入したきっかけを教えてください。
「当初Amazonだけで販売しており、事業拡大のためYahoo!ショッピング・楽天市場と販路を広げたところでした。スタッフの作業量が膨大に増え在庫管理ができなくなり、また、お客様へのご連絡(顧客サービス・サポート)が後手に回りお客様を大事にできないようになっていました。」
「そのため、在庫の一元管理化と、受発注、出荷時のお客様への自動メール送信機能を兼ね備えたネクストエンジンを利用してみたいと考え、導入しました。」
「現在もネクストエンジンの在庫連携機能、受注処理機能、自動送信メールを使っています。自動送信メールはテンプレートをカスタマイズし、お礼やセール情報などを掲載しています。顧客満足度の向上やリピートへの導線確保といった攻めの施策にも使っています。」
―自動化率を上げるご提案を差しあげる前の、ネクストエンジンの印象を教えてください。
「ご提案いただく前から、在庫がきっちりと管理できること、お客様に受注・発送メールを送れることで、業務が効率化され、スタッフが他の作業に充てる時間を増やせるなど良いことばかりでした。とても印象は良かったです。」
―最初から好印象だったんですね!ご提案後は印象は変わりましたか?
「自動化率を上げるご提案をいただいてからは、受発注に取られる時間がほぼゼロになり、感謝しかありません。」
「印象としては、カスタマーサポートがとても迅速丁寧で、親身にクライアントのことを考えてくれているな、というのが最も強いです。自動化ツールを提供されている会社としては対極に当たると思われる『個別の顧客対応』という部分も突出されていることに一番驚きました。」
運用が変わったことについて聞いてみました
―ご提案の前後で運営体制は変わりましたか?
「ご提案をいただく前は、受注処理担当1名、サイト運営者2名、出荷担当無し(Amazon倉庫へ委託)という体制でした。」
「ご提案をいただいた後は、1名が完全に別業務に移れました。受発注業務にかかる時間がほとんどなくなったため、モールのページや広告のブラッシュアップに時間を使えるようになっています。」
「また、とりあえず申し込みだけして商品の出品すらできていなかったモール(Qoo10店)があったのですが、このご提案によって浮いた1名で全モールに全商品の出品、在庫の連携ができました。また、カラーミーに新規出店もいたしました。」
―1人分のリソースが浮いたんですね!そこまで効果があると、設定や運用の変更が大変だったのではないですか?抵抗はなかったのでしょうか?
「設定は、電話、メールでのサポートを受けながらわかりやすくご指導いただけたので何も苦労しませんでした。PCの知識があまりない方でも簡単にできるのではと思います。運用も不明点は問い合わせるとすぐに回答をいただけるため全く問題ありません。」
「最初のご提案時に、メリット・デメリットをきっちりとご説明頂いてからの決断だったため、抵抗はありませんでした。実際今までこの自動化による問題は1度も発生しておりません。」
―1名が別業務に移られたとのことですが、売上は伸びましたか?
「2017年6月にご提案いただいたので、その時の売上から考えると2017年12月(半年後)の月商で、
Amazonが約1.7倍、
楽天が約2倍、
Yahoo!ショッピングが約3.5倍、
Wowma!が約10.6倍に伸びました。」
※Qoo10、カラーミーは6月売上無しのため除く
「実感できたのは3ヶ月くらい経った9月頃で、空いた時間で各モールの連携も終わり、ページの制作もブラッシュアップが完了し、少ししてからです。」
↓アクティル様(エフバイフォー)楽天市場店の商品ページ
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ポイント解説:アクティル様の運用フロー
今回のインタビューでは直接お話ししていませんが、受注の処理にかかる時間がほぼゼロとおっしゃられていたアクティル様の運用フローについてご説明します。
各店舗に入った注文は、API連携により自動でネクストエンジンに取り込まれます。注文の87.5%はノーチェックで出荷可能なので、ネクストエンジンの受注ステータスの「印刷待ち」まですぐに進みます。
アクティル様はAmazon倉庫(FBA発送)と、自動連携アプリ「FBAマルチチャネルサービス向け自動出荷アプリ『シッピーノ』」をお使いなので、「印刷待ち」に入った注文はアプリを通じて自動的に出荷されます。
まさに、前回の記事「売上アップに直結する「自動化率」と「受注処理の自動化」とは?」でお話した理想形の運用フローとなっています。本当に素晴らしいと思います!
前編のまとめ
1人分のリソースが浮くのは本当に凄いですが、浮いたリソースをちゃんと使いきれているというところがポイントですね。
インタビュー後編では、その辺りのことを含め、売上UPの要因や自動化に対する思いを聞いていきますので、ご期待ください!
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♪誠からの一言『本日(2/15)大阪にて、この記事の内容でセミナーです。明日は名古屋の楽天カンファレンスにボウズが出没です!』
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■プロフィール
名前:誠
経歴:6年間ネクストエンジンを利用したECサイトを運営。
現在:ネクストエンジン事業に異動し、学生時代に専攻していたプログラム知識も活かしネクストエンジンの機能開発やユーザー様の自動化を推進する取組を行っています。
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