年末商戦のお忙しい最中、モアネをご覧いただきありがとうございます。梱包が面倒で、一向にメルカリデビューできない「Hameeの馬」です。
ここ最近は、訪問する店舗さんの半分以上が、規模の大小に関わらず、物流のアウトソーシングを既にされているか、または前向きに検討しているという状況です。
なぜそんなに物流のアウトソーシングが流行っているのでしょうか。本当にメリットがあるんでしょうか。
今回は、出荷業務のアウトソーシングについて、メリットとネクストエンジンとの連携についてたっぷりご紹介いたします!
EC物流のアウトソーシングが増えている理由
EC物流のアウトソーシングが増えているのには、様々な理由があります。訪問先でも実感したその理由を3つご紹介します。
・在庫置き場のスペース不足
「事務所が在庫商品で溢れかえっている!」とおっしゃる企業様が珍しくありません。どこの棚に何の商品がいくつ置いてあるのかも把握できていないケースもしばしば。
・配送費の値上げ
記憶に新しい、ヤマトさんと佐川さんの配送費値上げ。こちらをきっかけに、「自社での出荷を続けるメリットがなくなった!」というお声を非常に多くいただきます。
・出荷作業のさらなる効率化
毎日の梱包作業も、ネットショップの受注処理と同じルーティン作業。「受注業務がネクストエンジンで効率化できるなら、出荷業務も効率化しよう」と考える企業様の多いこと!さすが、「効率化」には貪欲ですね(笑)
Hameeもやって分かった!EC物流のアウトソーシングの「メリット」
ただ単に効率化できるだけでなく、アウトソーシングすることでさらに嬉しいメリット4つをご紹介します。
メリットその1:リードタイムの短縮
毎日数千件の出荷を行っているHamee店も、出荷業務はアウトソーシングしています。ネクストエンジンを使い、倉庫さんとうまく連携を取れているおかげで、Hamee楽天店のあす楽は当日15時まで対応しています!※時期によって変動します。
自社出荷ですと、出荷数の増加が原因で梱包作業が追いつかなくなり、配送予定日に間に合わない!なんてことにもなりかねませんよね。アウトソーシングすることで、配送の遅れが出ないよう徹底をしています。
メリットその2:物流品質の向上
「きれいなラッピングをしてほしい」、「発送時におまけ商品も追加で入れてほしい」「入出荷時の検品や在庫管理をきっちりやりたい」などなど、最近はEC倉庫さん側も様々なサービスを展開しており、店舗さんの細かなご要望にも対応できるようになってきました。
自社ではなかなか手が回らないところも、ノウハウを溜め込んだプロにお任せすることで、「物流の品質」をグンと上げることができるようになりますよ!
メリットその3:ショップレビューの改善!
Hameeのレビューページでは、「早い対応」、「梱包が丁寧」、「迅速」といったお言葉をたくさんいただきます。「リードタイムの速さ」や「物流の品質」が、ネットショップの評価に大きく影響していることがよくわかりますよね!
メリットその4:ネクストエンジンとかんたん連携
ネクストエンジンを使えば、外部の物流倉庫さんと簡単に連携ができ、日々の出荷業務の効率化が図れます。連携にはいくつかの方法がありますので、次の章でご紹介していきますね!
ネクストエンジンとの倉庫連携の流れをシミュレーション
ネクストエンジンとの倉庫連携の流れを、簡単にシミュレーションしてみます。連携方法により少し異なります。
受注処理シミュレーション~CSV連携編~
- 「印刷待ち」の受注伝票から、「出荷指示用CSV」をダウンロード
- 倉庫へ「出荷指示用CSV」を渡す
- 出荷後、倉庫から「出荷実績CSV」をもらう
- 「出荷実績CSV」をネクストエンジンへアップロード
たったこれだけです!意外と簡単だと思いませんか?
倉庫の担当者さんへユーザーIDを発行して直接ネクストエンジンにログインしてもらい、CSVを送ったり受け取ったりする手間をまるごと省いている店舗様もいらっしゃいます。
受注処理シミュレーション~API連携編~
APIによる連携が使える倉庫もあります。CSVのやり取りが発生せず、倉庫とデータの自動連携ができるようになります。
- 「印刷待ち」に入った受注データを、自動的に出荷指示!
- 出荷後、倉庫から「出荷実績データ」がネクストエンジンに自動反映!※ボタン押下によるデータ送受信の連携もあり
受注処理シミュレーション~その他連携編~
倉庫によっては、PDFデータでのやり取りや、紙印刷したもののFAXによるやり取りなどもあります。
ネクストエンジンから出力できる「納品書」や「出荷指示書」のデータを倉庫さんに渡して出荷している店舗さんもいますよ!
EC物流のアウトソーシング 導入準備編
今回は、導入準備の手順も教えちゃいます。
STEP1:倉庫を探す
保管面積や料金などを調べて自社に合う倉庫を探しましょう。大切な商品を預けることになるので、倉庫の担当者に会ったりお話したりすることをお勧めします!
STEP2:倉庫が使用している「倉庫管理システム(WMS)」を確認
ネクストエンジン倉庫連携において大事なポイントです!使用しているWMS(倉庫管理システム:Warehouse Management System)によって、倉庫との連携方法が変わってきます。
STEP3:連携方法を確認
主な倉庫との連携方法は「CSV連携」と「API連携」の二通りです。下記をご参考に、連携方法を確認しましょう!
- CSV連携(標準対応)
ロジザード、LogiMoPro、スクロール360、Yahoo!ロジスティクス - API自動連携
楽天スーパーロジ、自動連携アプリが出ているWMS - CSV連携(標準非対応)
上記以外(オリジナルのWMS、またはWMS利用無し)
※CSVのレイアウトは、倉庫指定のものを作成する必要があります。
まとめ
ネクストエンジンは複数店舗の受注をまとめて処理できるのが大きなメリットですが、さらにその「まとまった受注」を「まとめて出荷指示」すれば、少ない手間でネクストエンジン導入のメリットを倍増させることができます。
ネットショップさんだけでなく、EC物流業界からも「使いやすい」と評判のネクストエンジン倉庫連携。この機会にご検討してみてはいかがでしょうか?
参考
▼FAQ:連携している便利なサービスはありますか?
http://manual.next-engine.net/faq/service/faq-2631/
▼FAQ:現在、本システムに非対応の倉庫と連携したいです。何か良い方法はありませんか。
http://manual.next-engine.net/faq/warehouse/faq-2865/
※CSVのレイアウトが倉庫指定の場合、下記アプリが便利です!
▼便利アプリのご紹介~カスタムデータ作成(前編)~
https://next-engine.net/more-ne/20170627/
倉庫との連携アプリ
▼FBAマルチチャネルサービス向け自動出荷アプリ『シッピーノ』
https://base.next-engine.org/apps/491/detail/
▼ロジザードZERO用自動出荷アプリ「シッピーノ」
https://base.next-engine.org/apps/1094/detail/
▼オープンロジ自動連係アプリ
https://base.next-engine.org/apps/503/detail/
▼物流倉庫自動出荷・在庫管理アプリAir-Logi 連携
https://base.next-engine.org/apps/767/detail/
▼完全自動物流代行サービス EXPRESS(エキスプレス)
https://base.next-engine.org/apps/1208/detail/
▼WMS出荷自動連携アプリ
https://base.next-engine.org/apps/1364/detail/
▼はぴロジ自動連携アプリ
https://base.next-engine.org/apps/997/detail/
♪Hameeの馬からの一言『ブログの記事作成はアウトソーシングしない!(`・ω・´)』
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■プロフィール
編集者:Hameeの馬
営業歴:2年
趣味:飲む 歌う 巡る(国内限定)
最近:趣味に「泳ぐ」が追加されました。体を鍛えているのに、ここのところよく風邪を引きます。
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